2007年10月31日水曜日

既存システムの問題点

今の社内システムは私が入社したときにはほぼ完成していましたが、
未だに追加修正やバグ修正があります。
またACCESS2000で作成されているため、以下のような問題があります。


  • 動作が不安定
    まれにですが実行時に「レコードセットを参照できない」
    といったエラーが出て動作しなくなります。
    またAccess97で作られているものなんかは
    データ自体が開けなくなる時があります。
    どちらも大抵最適化をすれば直るのですが、
    こういったことが起きる度に対応するのはちょっと面倒です

  • バージョン管理が出来ない
    Accessのmdbファイルは実行するたびに
    タイムスタンプが変更されるので
    クライアントに入っているmdbファイルが
    どのバージョンなのかが判断できません 
    また、私が入社する前からの慣例で
    修正した個所の管理は修正履歴用の
    Excelシートに書くようにしているのですが、
    記入漏れがけっこうあり、把握できていない状態です。
    前の仕事ではCVSを使ってソースとドキュメントの管理をしていたので
    修正の履歴が把握できないというのはまずいと思っています。


  • レポートのプリンタ情報が初期化される
    修正したmdbファイルをクライアントにコピーすると
    レポートのプリンタ、用紙、余白情報が初期化される場合があります。
これ以外にも同じ処理が共通化されてない、非効率的なループ文等
リファクタリングが必要な要素が沢山あります。

今後の進め方としては、

 ・開発言語をVB2005に移行(もしくはJAVA等全く別のもの)
 ・ソースコードのバージョン管理を行う(SVN使用)
 ・共通処理をまとめておく(VBUnitを使い単体テストも行う)

と考えていますが、まだまだ検討が必要です。



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