2011年7月8日金曜日

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial

長くなったのでまとめ

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(1)
仮想マシンの作成

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(2)
RedMineのインストール1

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(3)
RedMineのインストール2

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(4)
Webminの初期設定

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(5)
日本語文字化け対策

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(6)
MySQLの設定

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(7)
MySQLのテーブル書き換え

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(7)

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(6) の続き

9,WindowsからMySQLテーブルの書き換え


Windows側でMySQL Administrator を起動し、先ほど作成した情報でログインします。
2011-07-08_132906
画面左のメニューより「バックアップ」を選択し、
画面下の「New Project」ボタンを選択し、新規プロジェクトを作成
Schemata で 「railsapp_production」 を選択して、
画面右下の「Execute Backup Now」をクリックします。
2011-07-08_133013

適当なところに保存します。
 2011-07-08_1330512011-07-08_133100
書き出されたファイルをテキストエディタで開きます、Windowsのメモ帳では改行が変になったのでEmEditorや秀丸といったエディタが良いと思われます。
2011-07-08_133151

以下のキーワードを一括置換して保存します。
置換前
置換後
ENGINE=MyISAM
ENGINE=InnoDB
DEFAULT CHARSET=latin1
DEFAULT CHARSET=utf8


MySQL Administrator の画面左より「リストア」を選択し、
右下の「Open Backup File」を選択します。
2011-07-08_133254

先程のファイルを選択
2011-07-08_133302
画面右下の「Start Restore」を選択してMySQLに書き戻します。
2011-07-08_133309

これまでの作業でRedMineのデータテーブルが日本語対応されます。

2011-07-08_134015 

Mercurialの使い方については別途予定

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(6)

  Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(5)の続き

8,MySQLの設定

上のメニューから「サーバ」-「MySQLのデータベースサーバ」を選択します。
2011-07-08_132521

インストール時に決めたrootのパスワードを入れてログインします。
2011-07-08_132536
画面下にある「MySQLサーバの設定」を選択します。
2011-07-08_132617
「MySQL server listenning address」 を「Any」にして、
「Save and Restart MySQL」をクリックします。
こうすることで別PCからのデータベース接続が可能になります。

余談ですが、ここの設定を忘れて1時間ほど悩んでいました。

2011-07-08_132712

「ユーザの許可」を選択します
2011-07-08_132737 

「新規ユーザを作成」を選択します
2011-07-08_132749
 
ユーザ名、パスワードを設定して「保存」を選択します
2011-07-08_132815
項目
ユーザ名 develop
パスワード 適当に
ホスト 任意 ※1
許可 テーブル データを選択
テーブル データを挿入
テーブル データを更新
テーブル データを削除
テーブルを作成
テーブルを削除
テーブルの代替

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6,MySQLのデフォルト文字コード変更

画面上のメニューから「Tools」-「ファイルマネージャ」を選択
2011-07-08_131811

セキュリティの警告が表示されるのでチェックを入れて「はい」を選択
2011-07-08_131829
ファイルマネージャが起動するので
左のツリーから /etc/mysql/my.cnf を選択して
画面上部のメモ帳みたいなボタンを押します。
(文字化けは気にしない) 
2011-07-08_131928

メモ帳のようなものが起動するので、以下の三箇所にデフォルト文字コードの定義を追記して、右下の「Save &  Close」を選択

[mysqld]
default-character-set=utf8

[mysqldump]
ault-character-set=utf8

[mysql]
default-character-set=utf8
2011-07-08_132130 2011-07-08_132215
7,RedMineの文字化け対策

左のツリーから /var/www/railsapp/app/controllers/application_controller.rb
を選択してメモ帳みたいな奴を起動
2011-07-08_132415

以下の赤文字の部分を追記して「Save & Close」

class ApplicationController < ActionController::Base  
$KCODE="UTF8"
include Redmine::I18n

2011-07-08_132130


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前回までの作業でとりあえず起動するようにはなったのですが、
登録した日本語が文字化するという問題があるので対策をしていきます。

なお、今回はタイトルのとおりLinuxビギナを対象としていて、
コマンドラインからどうこうするのは考えていませんのでご了承ください、
というかコマンドラインからの方法がイマイチ分からないです。

2011-07-08_131404

5,Webminの初期設定

先の画面に表示されているWebminのアドレス(http://IPアドレス:12321)をブラウザに入力して接続します。 以下の様に警告画面が出ますが「このまま続行」を押してください。
2011-07-08_131554 
 
Webminのログイン画面が表示されますので、インストール時に設定した情報でログインします。
2011-07-08_131607

画面左上のメニューバーより「Webmin」-「Webmin Configuration」を選択します。
 2011-07-08_131640

「Language」を選択します。
2011-07-08_131653

Webmin Language で「Japanese (JA_JP.UTF-8)」を選択して、「Change Language」を選択します。
2011-07-08_131718

日本語になりました。
2011-07-08_131736

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4, 初期設定

Ubuntuのrootパスワードを設定
2011-07-08_131152


確認のためもう一度入力
2011-07-08_131204 

MySQLのrootパスワードを設定
2011-07-08_131212

確認のためもう一度入力
2011-07-08_131220

有償機能のキーを聞いてくるので、とりあえずエンター
2011-07-08_131231 

更新を設定するか聞いてくるので、Tabキーで「Skip」を選択してエンター
ちなみにここで「Install」を選択すると、色々更新されるようです。
2011-07-08_131241

以上でインストールが完了し、RedMineが設定された仮想マシンが起動します。
2011-07-08_131404

この状態で以下のアプリケーションが使えるようになっています。
RedMine プロジェクト管理(TiDD)
Web In A Shell ブラウザ版シェル(コマンドプロンプトみたいなもの)
Webmin ブラウザからUbuntuを管理するもの
SubVersion バージョン管理
Git バージョン管理
Bazaar バージョン管理
Mercurial バージョン管理



表示されているアドレスをブラウザに入力すると、RedMineの初期画面が表示されます。


2011-07-08_131500

ただ、この状態ではMySQLが初期状態のままで、日本語のプロジェクト名やチケットを登録すると文字化けするので、それの対策を行います。


区切りがいいので次へ
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3,The RedMine appliance のインストール

作成したマシンを選択して「起動」
2011-07-08_130646

仮想マシンが起動しTurnKeyLinuxが起動するので、そのままエンター
2011-07-08_130700 

パーティションをどうするか聞いてくるので、
「Guided – use entire disk and set up LVM」(初期状態)
でエンター
2011-07-08_130723 

何か聞いてくるのでそのままエンター
2011-07-08_130735 

パーティションをどう区切るか聞いてくるのでそのままエンター
2011-07-08_130746 

この状態で作成してもよいか聞いてくるのでエンター
2011-07-08_130803 

GRUBというブートローダを入れるか聞いてくるのでエンター
2011-07-08_130909 

再起動するか聞いてくるのでエンター
2011-07-08_130926 

ここで仮想マシンが再起動されます

再度CDから起動するので、「デバイス」-「CD/DVDデバイス」-「仮想ドライブからディスクを除去」を選択
2011-07-08_131054 

「仮想マシン」-「Ctrl-Alt-Delを送信」を選択
2011-07-08_131102

再度仮想マシンが再起動されます

長くなったので次へ
Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(3)

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(1)

備忘録を兼ねて

■ 内容
TiDD(チケット駆動開発)やMercurial(バージョン管理システム)を手軽に始めたいけど

・Windowsに色々入れるのは何か嫌だ。
・でもLinuxよく分かんない、コマンド打つのが苦手。
・仮想化というキーワードが非常に気になる。

という私のようなユーザが手軽に仮想環境を構築してTiDDやバージョン管理を始めることを目的としています。
また、The Redmine appliance 自体低スペックのPCでも動くので、余ったサーバやPCを使いまずは導入してみる。 という事も一応考えています。

■ 用意するもの
The Redmine appliance
VirtualBox
・MySQL Administrator

それぞれのインストール方法については割愛します。

■ 作業
1,仮想マシンの作成

VirtualBoxを起動して「新規作成」を押下
2011-07-08_130225

「次へ」
2011-07-08_130235

仮想マシンの名前を入力 
2011-07-08_130304

割り当てるメモリ量を設定
(インストール時に多めに設定して、実際動かすときは256位に設定すると良いかも)
2011-07-08_130312

仮想ハードディスクの作成、このまま「次へ」
2011-07-08_130326


「次へ」
2011-07-08_130332 

 「可変サイズのストレージ」を選択して「次へ」
2011-07-08_130339

HDDのサイズを指定、テストであれば2Gもあれば十分です、
必要であれば保存場所も変更
2011-07-08_130407

内容を確認して問題なければ「完了」
2011-07-08_130412

仮想マシンの登録内容に間違いがなければ「完了」
2011-07-08_130419


2,仮想マシンの設定

作成した仮想マシンを選択した状態で「設定」
2011-07-08_130434

左側の項目より「ストレージ」-「IDEコントローラ」-CDマークをクリック-「仮想CD/DVDディスクファイル」 を選択
2011-07-08_130531

用意していた「turnkey-redmine-11.0rc-lucid-x86.iso」を選択、開く
 2011-07-08_130551

左側の項目より「ネットワーク」-「アダプタ1」を選んで「ホストオンリーアダプタ」を選択
これで自分のPCと仮想環境が繋がるようになります。 外部にも公開したい場合は「ブリッジアダプタ」を選択してください。
2011-07-08_130623


「アダプタ2」を選んでネットワークアダプタを有効化し、「NAT」を選択します。
これで仮想環境から外部への接続が可能になり、アップデート等が出来るようになります。
先の設定で「ブリッジアダプタ」を選択している場合にこの設定をすると競合するようなので注意してください(未検証)
 2011-07-08_130634

以上で仮想マシンの準備が出来ました。
2011-07-08_130646


長くなったので次へ。

Linuxビギナでも30分で始められるRedMine+Mercurial(2)